ウェブサイトの診断
病院ホームページの診断、何を確認し、どんな改善案を受け取るべき?
ホームページの診断を依頼するとき、知りたいのは「何点のサイトか」より「どこから直すとよいか」ではないでしょうか。検索で見つかりにくい理由も、問い合わせが少ないなかで作り直しが必要かどうかも、判断したいところです。
診断結果には、問題の説明だけでなく、修正するページ、必要な作業、確認方法まで欲しいものです。そこまで分かれば、病院で優先順位を決め、制作の見積もりも比較できます。
まず、病院が解決したい問題を決める
新しいサイトを準備する病院と、既存サイトを直す病院では、出発点が異なります。既存サイトなら、次のうち何に困っているかを整理してみてください。
- 検索から来る訪問者が少ない
- 診療や医療スタッフの案内を見つけにくいと言われる
- スマートフォンで問い合わせ・予約を最後まで進めにくい
- AI回答に病院の情報が出ない、または誤っている
- 医療スタッフや運営情報が変わっても修正しにくい
この一覧は、原因を決め付けるためのものではありません。検索流入、ページの内容、受付の流れを分けて確認するための問いです。解決したいことが分かると、調べるページも選べます。
公開画面と、検索エンジン側の情報を分けて見る
公開されているサイトからは、メニュー、本文、リンク、スマートフォンでの表示を確認できます。ただ、画面が開いたことだけでは、インデックス登録や問い合わせの受信まで確認したことにはなりません。
Google Search Consoleへのアクセス権限があれば、URL検査で登録済みページの情報と現在の公開URLのテストを、それぞれ確認します。現在のページのテストが正常でも、実際のインデックス登録は別に確認する必要があります。
JavaScriptで内容を読み込むサイトでは、検索エンジンが処理した本文も見ます。Googleは、クロール、レンダリング、インデックス登録の流れを説明しています。技術の名前だけで問題を判断するより、必要な内容を実際に読み取れているかを確認しましょう。
受付システムやCRMは、病院担当者と合意した方法で確認します。公開画面だけを見た場合は、その範囲を報告書にも記載してください。権限がなく調べられなかった項目は、後から確認する事項として残します。
AI回答は、質問と確認条件も一緒に残す
AI検索を調べるなら、「病院名が出ている」という画面一枚より、何を質問したかが大切です。
使ったサービス、日付、質問文、回答に含まれた病院情報と出典を記録します。言語と質問の条件も残すと、次回の確認と比べやすくなります。病院名が出るか、医療スタッフ・所在地・利用案内が正しいか、どのページが出典かは、分けて確認してください。
この記録とサイトの診断結果を一緒に見ると、情報が足りない部分と、誤って伝わっている部分を区別しやすくなります。確認する項目は、BlinkAdのAI検索診断でも案内しています。
改善案には、ページのURLと確認方法まで書く
「コンテンツの補足が必要」「SEOの改善が必要」だけでは、作業を依頼しにくいものです。たとえば次のように、実際の仕事として書いてみてください。いずれも説明のための例です。
- 初診案内に問い合わせ方法がない場合:関連する窓口へリンクを設け、スマートフォンで受付の流れを確認する
- 診療説明が画像にしかない場合:病院が確認した説明を本文テキストに加え、検索エンジンが読み取る内容を確認する
- 医療スタッフの情報が古い場合:病院で現在の情報を確認し、関連ページと適用済みの構造化データを一緒に修正する
それぞれに、担当者と着手前の確認事項、現在のサイトでの実施可否、完了の確認方法を添えます。病院の原稿確認が必要な仕事と、開発会社がすぐに直せる仕事も分けましょう。
作り直しを提案されたら、その判断の根拠も聞く
診断を受けたからといって、すぐに新しいサイトが必要になるわけではありません。現在のシステムで直せる範囲と、追加開発が必要な範囲を知ることが先です。
作り直しを提案されたら、既存サイトでは解決しにくい問題は何か、修正案と作り直し案で費用や運営がどう変わるかを聞いてみてください。反対に、部分修正で十分という説明にも、判断した理由が必要です。
診断結果が次の見積もりや作業依頼書につながると、病院でも決めやすくなります。現在のURLと、まず解決したい問題を、BlinkAdへお聞かせください。