ウェブサイト制作
病院紹介・医療スタッフ・診療案内、検索を意識したページの作り方
病院ホームページのデザイン案を見るとき、最初に目が向くのは写真やトップページではないでしょうか。ただ、病院紹介、医療スタッフの経歴、診療案内が一枚の長い画像にまとめられていると、訪問者は必要な情報を探し直しにくくなります。制作を依頼するときは、デザインと一緒に「どの情報を、どのページで確認してもらうか」も決めておきましょう。AI検索も考えるなら、病院が承認した情報を本文に載せ、必要な案内にたどり着けるように整理することが大切です。
訪問者が確かめたいことに合わせて、ページを分ける
病院紹介には基本情報と運営方針、医療スタッフのページには実際に在籍する人の確認済み情報、診療案内には現在提供している診療と利用手順を載せます。メニュー名だけを三つに分け、どの本文も同じ宣伝文句にならないようにしましょう。
各ページで答える質問を、一文で書いてみてください。「この病院はどこにあり、どのように運営されているか」「どの医療スタッフが診療するか」「来院前にどんな手順を確認すればよいか」。こう分けると、集める資料も明確になります。情報の少ない項目までページを増やすより、一緒に読んだほうが分かりやすい内容はまとめるとよいでしょう。
制作会社には、ページごとの目的、掲載する項目、病院側の確認担当者をまとめた構成表を依頼します。主要な案内には、それぞれ共有できる固有のURLを用意してください。トップページを経由せずに開いても、病院名と何の案内かが分かる構成にします。
医療スタッフと診療の情報は、承認済み資料から作る
医療スタッフの紹介は、氏名、役職、診療分野、経歴や資格の元資料を病院で確認してから作成します。提供された略歴でも、現在の在籍状況や表記できる範囲が変わっていれば、改めて承認を受けます。確認していない専門資格、所属、受賞歴を、紹介文を充実させるために付け加えてはいけません。
診療案内も、病院が現在提供している範囲と運営手順をもとに書きます。病院が承認していない治療効果や優位性の表現は使わず、個別の診断や治療の判断を代わりに行うような文章も入れません。執筆者や確認者を表示する場合は、実際に参加した人と、その役割を確認してから記載します。医療スタッフ紹介に名前があるだけで、その医師を記事の確認者として載せないようにしてください。
資料が複数の部署に分かれているなら、BlinkAdの病院ホームページ制作相談で、ページ構成と院内の承認手順を一緒に考えてみてください。現在の資料と確認担当者を整理しておくと、制作範囲の相談も進めやすくなります。
大切な説明は、読める本文とリンクで残す
診療時間や医療スタッフの情報は、画像だけに入れず、ページ本文にもテキストで載せます。写真や図表は説明を助けるために使い、重要な案内を読むために画像の拡大やファイルのダウンロードが必要になる構成は避けましょう。
Googleの検索AI機能に関する案内では、AIによる概要やAIモードにもSEOの基本が引き続き適用され、追加の特別な技術要件はないと説明しています。重要な内容をテキストで提供し、内部リンクから見つけられるようにすることも推奨されています。実装した作業は確認資料で確かめ、実際の検索結果やAI回答に出る情報は、公開後に別途調べます。
病院紹介から医療スタッフ紹介へ、診療案内から利用手順へというつながりも確認したいところです。「詳しく見る」ばかりを繰り返さず、「医療スタッフ紹介」「診療時間と来院手順」のように、移動先の内容を伝えてください。Googleのリンク作成ガイドも、実際のURLに接続されたリンクと、移動先を説明するリンク文言を推奨しています。検索エンジンが主要ページへのリンクをたどれるかも、制作会社に確認してもらいましょう。
承認した原稿と、実際のページを照らし合わせる
公開前は、承認済み原稿と実際のページを並べて確認します。病院名、住所、医療スタッフの所属、診療項目、診療時間が資料と一致しているかを見てください。構造化データなど、画面の外で検索エンジンに伝える情報があれば、画面の内容とも合っているかを制作会社に確認してもらいます。
納品資料には、ページごとのURL、承認済み原稿、誰が何を確認したかという記録、修正方法を含めてもらうと実務に役立ちます。人事異動や診療予定の変更時に、どのページを直すかも示しておきましょう。検索に対応したページを作る仕事は、公開で終わりではありません。変わった事実を確認し、修正する院内の担当者まで決めておくことで、運営中も案内の正確さを保ちやすくなります。