外国人のお客様への接客
外国人のお客様への接客マニュアル:注文から会計、レビューまでの基本フレーズ
外国人のお客様が来店したとき、どの言葉で案内すればよいか迷うことはないでしょうか。英語のメニューを用意していても、注文、会計、持ち帰り、待ち時間の説明が揃っていないと、店頭で行き違いが起きやすくなります。
よくある場面から短い文を準備しておくと、流暢に話せないスタッフも案内を確かめやすくなります。複雑な質問まで定型文だけで対応しようとせず、確認が必要なときは担当者につなぐ方法も決めておきましょう。
BlinkAdが店舗情報やレビューを確認する際にも、メニューの説明、待ち時間、支払い、返答の内容が一致しているかを見ています。外国語で伝える内容も、普段の接客と同じように揃えていきましょう。
注文や会計の体験も、レビューに書かれることがある
レビューには、味だけでなく、注文のしやすさ、スタッフの説明、価格の分かりやすさ、会計について書かれることもあります。
韓国語が分からないお客様には、次に何をすればよいか分かるひと言が助けになります。長い説明を急にしようとするより、必要なことを短く伝えてみてください。
身振りで補うこともできますが、メニューや金額が分からないまま進めないことが大切です。よい評価が付くかはお客様が決めるもので、特定の文を使えば評価が上がるとは言えません。
最初は、よくある7つの場面から
分厚いマニュアルより、実際によく使う場面から揃える方が始めやすいでしょう。原文では次の7場面を提案しています。
- 入店時の案内
- 待ち時間の案内
- おすすめ料理の説明
- 辛さと食材の説明
- 追加注文や最低注文数の案内
- 会計・持ち帰りの案内
- お礼と、任意のレビュー投稿の案内
これでどの場面にも対応できるという意味ではありません。実際に質問されたことを足して、自店の案内にしていきましょう。
1. 入店時に使うひと言
まずは人数と席を確認し、どこへ進めばよいかを伝えます。次の英語は場面に合わせて選ぶ例です。
- Hello, welcome! How many people?(いらっしゃいませ。何名様ですか)
- Table for two?(2名様ですか)
- Please wait a moment.(少々お待ちください)
- This way, please.(こちらへどうぞ)
- You can sit here.(こちらにお掛けください)
長い文を覚えるより、スタッフが言いやすく、お客様にも伝わる文を決めておくとよいでしょう。
2. 待ち時間を伝える
待ち時間があるなら、現時点の目安を伝えます。10分という数字は例で、必ずその時間に案内できると約束するものではありません。変わったら説明し直しましょう。
- There is a 10-minute wait.(待ち時間の目安は10分です)
- Your table will be ready soon.(まもなくお席をご用意できます)
- Please wait outside for a moment.(少々、外でお待ちください)
- We will call you when your table is ready.(お席の用意ができたらお呼びします)
- Would you like to wait?(お待ちになりますか)
「Sorry for the wait.」と添える方法もあります。外で待ってもらう文や呼び出しの文は、安全に待てる場所と実際の呼び出し方法がある場合に使ってください。
3. おすすめ料理を説明する
どれを選ぶか迷っている方には、どんな料理かを短く説明してみましょう。人気やおすすめの理由は、実際の内容に合わせます。
- This is one of our most popular dishes.(当店で人気の料理です)
- This is good for first-time visitors.(初めての方にもおすすめです)
- This one is not spicy.(こちらは辛くありません)
- This one is spicy.(こちらは辛い料理です)
- This dish is good for sharing.(取り分けて召し上がるのに向いています)
焼肉店、韓国料理店、カフェ、居酒屋なら、まず3品ほどから説明を揃える方法があります。提供内容と辛さは、厨房や商品担当者が確認してください。
4. 辛さと食材を伝える
辛さ、豚肉、魚介類、ナッツ、乳製品などは、食べられるものを判断するために必要な情報です。以下は表現の例で、アレルゲンをすべて挙げた一覧ではありません。
- It is spicy.(辛い料理です)
- It is a little spicy.(少し辛い料理です)
- It is not spicy.(辛くありません)
- It contains pork.(豚肉を含みます)
- It contains seafood.(魚介類を含みます)
- It contains nuts.(ナッツ類を含みます)
- We can make it less spicy.(辛さを控えめにできます)
辛さの調整ができるかは、実際の調理方法によります。食材は見た目だけで判断せず、だし、調味料、仕入れ品の原材料、共有する器具や油による混入も厨房担当者に確認しましょう。分からないものを「含まない」「安全」と説明しないことが大切です。英国FSAの食材記録・交差接触に関する案内も参考になりますが、韓国の法的表示義務を示す資料ではありません。
5. 注文条件を先に伝える
最低2人前、1人1品、ライス別料金、ラストオーダーなどは、注文前に分かるようにします。次の数字や時刻は例なので、自店の条件に置き換えてください。
- Minimum order is two servings.(ご注文は2人前からです)
- One dish per person, please.(お一人様1品のご注文をお願いします)
- Rice is not included.(ライスは含まれていません)
- Last order is at 9 PM.(ラストオーダーは午後9時です)
- This dish serves two people.(こちらは2名様分の料理です)
メニューの記載と、スタッフが口頭で伝える条件を合わせておきましょう。別料金がかかるものは、その金額も明確にします。
6. 会計と持ち帰りの案内
支払い方法や持ち帰りの可否も、短く伝えられると便利です。次の文は、実際に対応している場合に使います。
- You can pay by card.(カードでお支払いいただけます)
- Cash only, please.(現金のみのお取り扱いです)
- Takeout is available.(持ち帰りができます)
- Takeout is not available for this dish.(この料理は持ち帰りできません)
- Please pay at the counter.(レジでお支払いください)
- Split payment is possible.(分けてお支払いいただけます)
WOWPASS、Alipay、WeChat Payなども、受付を確認したものを案内します。カードの使い方や未成立時の確認は、支払い準備の記事でも説明しています。
7. お礼とレビュー投稿の案内
食事の後はお礼を伝え、実体験を投稿できることを任意で案内します。満足した方だけに依頼したり、よい評価を条件にしたりしないでください。
- Thank you for visiting us.(ご来店ありがとうございます)
- We hope you enjoyed the meal.(お食事を楽しんでいただけたら幸いです)
- If you'd like to share your experience, you can leave us a Google review.(実体験のレビュー投稿を任意で案内する場面)
- Thank you. Have a great day!(ありがとうございます。よい一日を)
Googleのポリシーでは、報酬や割引を条件にした投稿、肯定的なレビューだけを選んで募る行為、内容やその場での投稿を強制する行為などを禁止しています。星の数や書く内容を指定せず、投稿しない選択も尊重しましょう。
外国語のレビューへの返答も、接客の続きとして考える
レビューには、書かれている内容に合った短い返答をするとよいでしょう。次の文は、実際の体験に合う場合の例です。
- Thank you for visiting us. We are glad you enjoyed our food.(ご来店ありがとうございます。お食事を楽しんでいただけて何よりです)
- Thank you for your kind review. We hope to see you again.(温かいレビューをありがとうございます。またお待ちしています)
- We are sorry for the inconvenience. We will check this with our team.(ご不便をおかけしました。スタッフ間で状況を確認します)
- Thank you for trying our signature dish.(当店の看板料理をお試しいただきありがとうございます)
返答を長くする必要はありません。書かれていない食事や来店体験を作らず、個人情報や取引情報を公開しないようにしてください。
スタッフが実際に使える形で練習する
まずは短い文のカードや、レジで見られる表から始めてみてください。大掛かりな研修より必ず効果的だという意味ではなく、日々使いやすくするための方法です。
- よく使う文を20個ほど選ぶ
- レジ、厨房の手前、スタッフの待機場所などに置く
- 暗記だけを求めず、場面ごとに確認して使えるようにする
- 実際の問い合わせやレビューで分かった不足を補う
- おすすめ料理の説明を、スタッフ間で揃える
20個は目安です。実際に使いにくかった文や、追加の確認が必要だった場面を振り返って、少しずつ直していくとよいでしょう。
揃っているか見直したいこと
- おすすめ料理の説明がスタッフごとに違わないか
- 辛さや食材を、推測だけで伝えていないか
- 待ち時間の目安と、変わった場合の説明があるか
- カード・現金・決済アプリの対応を先に伝えられるか
- 外国語のレビューにも対応しているか
- Google マップのメニューと店頭の案内が一致しているか
BlinkAdが大切にしていること
接客のための語学力とともに、伝える情報を揃えることも大切です。メニュー、Google マップ、スタッフの説明、レビューへの返答が同じ内容なら、お客様は確認するたびに違う答えを聞かずに済みます。
まずは来店、注文、会計の順で案内を読んでみてください。短い文でも、次に何をすればよいかが分かるものを選びましょう。レビューや再来店への効果を、今回測定したという意味ではありません。
よくある質問
スタッフが英語を話せなくても対応できますか。
よく使う場面の短い文や指させる案内を用意すると、負担を減らす助けになります。複雑な質問や食物アレルギーなどは、内容を確認できる担当者や通訳につなぐ方法も決めておいてください。
お客様にレビューをお願いしてもよいですか。
実体験について、任意で案内することはできます。評価にかかわらず中立的に依頼し、割引・特典、星の指定、内容の指定、投稿の強制は避けましょう。
外国語のレビューには、英語で返す必要がありますか。
可能なら、相手が読める言語で返すと伝わりやすくなります。英語、日本語、中国語などを使う場合も、翻訳後の意味を確認してください。難しければ、伝わる言語で短く丁寧に返す方法もあります。
例文は、どこに置くと使いやすいですか。
レジ、POSの近く、スタッフの待機場所など、すぐ見られる所が候補です。画面やメモに、お客様の個人情報を混ぜないようにしましょう。
接客とGoogle マップの案内を揃えたい方へ
メニュー説明、スタッフの応対、レビューへの返答、Google マップの情報を見直したいときは、BlinkAdへご相談ください。どの場面で説明に困るのかを一緒に確認し、自店で使える説明を考えていきます。
参考資料
- Google ビジネス プロフィール:ビジネス情報のガイドライン
- Google ビジネス プロフィール:メニュー エディタ
- 韓国文化体育観光部:2026年第1四半期の訪韓外国人旅行者に関する2026年4月16日発表(韓国語・原文の参考資料)
BlinkAdは、外国人のお客様が情報を探し、訪問先を検討し、お問い合わせするまでを支援するGoogle・AIマーケティング会社です。